出産や育児で出費が重なり、産休手当や育休手当がいつ入るのか気になっている人も多いはず。
毎月あったお給料が数ヶ月もなくなるので、振り込まれるのが「遅い」と感じるんですよね。
私も産休・育休手当がいつ入るのか何度か検索した一人です。
現在2度目の育休中の私が、2回分の支給日や金額を振り返ってみました。
金額やスケジュールは収入や手続きによって変わってくるので、記事中の内容はあくまでも私の場合の一例として参考にしてくださいね。
産休・育休中にもらえるお金は3種類
「産休手当」「育休手当」といいますが、同時に手続きをして混乱しがちなのでもらえるお金を整理してみました。
私がもらえたのは下記の3つの手当。
- 出産育児一時金
- 出産手当金
- 育児休業給付金
自身が勤務先の健康保険に入っていて、1年以上毎日働いていれば、だいたいの方はこの3つをもらえると思います。
※転職した・退職予定がある場合などは条件があるので要確認!
名前だけ見るとどれがどれだか混乱しますが、
②の「出産手当金」が産休手当と呼ばれているもの、
③の「育児休業給付金」が育休手当と呼ばれているものです。
①の「出産育児一時金」は42万円の出産費用の補助金というとわかりやすいですかね。
こちらは病院で直接支払制度を使って支払い、自分の手元に入ってこない人も多いかと思います。
今待っているのは「出産手当金」と「育児休業給付金」ではないでしょうか?
この出産手当金=産休手当と、育児休業給付金=育休手当に絞って書いていきます。
振り込まれたのはいつ?
私の場合、退院してから一週間以内に会社に書類を提出し、最初の手当が振り込まれたのは産後3〜4ヶ月頃でした。
だいたいそれくらい時期に入ってくるのが多いようですが、中には振り込まれたのが5〜6ヶ月後という方もいるみたいですね…!
いろいろお金を使いたい時期なので、できるだけ早く手続きしてほしいところ。。。
産休手当は通常、産休が終わる産後56日後以降に会社が健康保険に申請して、会社経由で1回振り込まれます。
そこから健康保険→会社→自分と経由して振込まれるため1〜2ヶ月ほどかかり、私の手元に入ってきたのは第1子のときは産後4ヶ月、第2子のときは産後3ヶ月のころでした。
56日以降に提出ということは、スムーズにいっても振込まで3ヶ月くらいはかかりそうね!
そして育休手当は、会社がハローワークに2ヶ月ごとに申請してくれるようです。(自分が直接申請したり、1ヶ月ごとの支給にすることも可能)
申請後、審査があり支給決定してから約一週間後に振込という流れのようで、初回の育休手当が私の手元に入ってきたのは第1子・第2子ともに産後4ヶ月のころでした。
育休に入って2ヶ月+1週間経ったくらいの頃に入ってきたかな
私は子どもが1歳の前日まで育休をとったので、2ヶ月ごと×5回振り込まれました。
振り込まれた日付はバラバラだったので支給日が決まっているわけでなく、手続きができ次第振り込まれているようす。
待っていたときは「遅い」と思っていましたが、調べてみるとかかった時間に納得でした。
会社の手続き次第でもっと遅くなる場合もあるようですが、私はわりとスムーズに振り込まれた方かなと思います。
産後に自分がした手続き
私の場合、出産後に会社が用意してくれた書類に書いてあるとおりに手続きをするだけで済みました。
手当関連で産後に私がやったことは
- 健康保険出産手当金支給申請書を記入
- その書類を病院にも記入してもらう
- 母子手帳・通帳のコピー
- まとめて会社へ郵送
これだけだったので、産後の入院中で書類の準備をほとんど済ませることができました。
病院に書いてもらうのも即日で返ってくるわけではなかったので、入院中早めに依頼しておくこともポイントかも。
手続きには他にも必要な書類がいくつかあったり、手当以外にも社会保険免除の手続きもしてくれているので、それらを会社がやってくれていたとは頭が下がります…!
どこから振り込まれる?
産休手当は会社経由で振り込まれるので、会社の名義で振り込まれ、
育休手当はハローワークから振り込まれるので、「ショクギョウアンテイキョク」の名義で振り込まれました。
ここまで、私の場合をまとめるとこんな感じです。
産休手当 | 育休手当 | |
---|---|---|
頻度 | 1回のみ | 2ヶ月ごと×5回 |
いつ振り込まれた? | 産後3〜4ヶ月 | 産後4ヶ月 (以降は2ヶ月ごと) |
どこから 振り込まれた? | 会社から | 職業安定局から |
あと気になるのが「いくら振り込まれるか」ですよね!
次でまとめています!
産休手当・育休手当はいくらもらえる?
産休手当・育休手当はそれぞれ計算式がありますが、ざっくりでいいから簡単に知りたいという方、こんな感じです。
あくまでも私がざっくり数値化してみたものなので、手当の計算式やシミュレーターできちんと計算してみてくださいね!
実際の金額と支給スケジュール
さて、私はそれぞれいくら振り込まれたのか!
産休手当・育休手当は以前の収入をもとに計算されるので、月収も参考に記載しておきます。
収入が変わっているので、手当の金額も変わってきます。
第1子・第2子の手当金額と入ってきた時期をそれぞれ表にしてみると…
じゃん!
▼
1人目の産休育休 | 2人目の産休育休 | |
---|---|---|
産休手当 | 72.9万円(産後4ヶ月) | 58.5万円(産後3ヶ月) |
育休手当① | 55.5万円(産後4ヶ月) | 46.6万円(産後4ヶ月) |
育休手当② | 55.5万円(産後7ヶ月) | 46.6万円(産後6ヶ月) |
育休手当③ | 55.5万円(産後8ヶ月) | 46.6万円(産後8ヶ月) |
育休手当④ | 41.4万円(産後9ヶ月) | これから |
育休手当⑤ | 31.7万円(産後1年1ヶ月) | これから |
1人目のときは産休入る前はフルタイム、2人目のときは産休入る前は時短で働いていたので、2度目の産休育休手当は少なくなっていますね〜
そして、2人とも出産予定日よりだいぶ早く産まれて産前休暇の日数が短かったので、産休手当が想定よりだいぶ少なかった…😧
今は早産気味になるワーママが多いようなので、産休手当は想定より少ないかもと思っておくことをおすすめします。
私は産前にやっていた手当の計算シミュレーターの金額より産休手当が15万も少なくてがっかりしました。笑
産休・育休中のお財布事情
最初の手当が入るまでは数ヶ月かかるのでお財布の紐をだいぶ締めておくようですが、それに慣れるせいか以降は支給されるのが早く感じます。
赤ちゃんと家にいることが多いので、育児グッズにさえ散財しなければそこまでお金は出ていかなかったですね。
我が家はわりと貯金や投資に回すことができました👛
それも手当が入ってくるのが遅いことで、家計をきちんと把握して見直すきっかけになったおかげかも!?
気をつけておきたいのが、基本的に育休中は住民税が普通徴収になるので、住民税の支払いが6月に届きます。
分割で払うようになっているのですが、6月末までの支払い期限の請求書が6月入ってから届きます。笑
いつもは給与から天引きされていたものが自分で払うようになるので痛く感じるんですよね。。。
でも、来年いいことがあります。
住民税は前年の所得をもとに算出されるので、今年収入がなければ来年は住民税0円の期間があるはずですよー!
さらに保育園料は住民税をもとに算出されるので、育休をとった翌年9月から1年間保育園料が安くなりました。これはありがたかった…!
手当について調べていると、お金への意識が必然と高まりますよね。
制度を知ろうとすると意外と複雑で時間がかかったりするので、私のケースを記事にしてみました。誰かの理解の助けになったら嬉しいです。
以上、産休手当・育休手当はいつ・いくら入るかを私の場合をまとめてみた件でした!